SHIZUKA NA NIKKI

文系大学生が思ったことを駄文乱文で書き綴るブログです。

「ゲイ疑惑」という軽々しい言葉

なんていうか…


「ゲイ疑惑」っていう言い方、好きじゃないです。その言い方自体、変な好奇心の塊みたいな感じがして。


幸い僕は「ゲイ疑惑」をもたれたことは無いようですが、例えばAさんという人が持たれてしまったとして、彼が本当にゲイならその状況な時点でスッと言い出せるはずが無いと思います。何せ悪ふざけのノリ、そこには軽蔑というか、異質なものとして排除するような意味合いのノリが入っているからです。


 仮に実は…とカムアウトされたとして、そんな悪ふざけをしてる人は受け止める心の準備はあるんでしょうか?言ってくれたことに感謝して、彼の心に寄り添う気持ちはあるんでしょうか?今まで侮辱するような物言いをしてきてしまってごめん、と言えるんでしょうか?茶化してその場を乗り切るんじゃ無いですか?


僕にとってメディア上で「ゲイ疑惑」というゲイを侮辱し悪ふざけをする用法は、ちょっと幾ら何でも時代遅れだと思いますけど。


他人を貶すようなことで笑いをとる文化よりかは、人を勇気づけるような笑いをとる文化が反映して欲しいものです。